野村総合研究所の『2015年の日本』(東洋経済新報社刊)を読みはじめた。
第二章までを読み終え、衝撃的だったのがこの一文。
2015年、日本の世帯数は5,048世帯でピークを迎え、その後、徐々に減少していくと予想されている。
(『2015年の日本』から引用)
世帯をターゲットにしている「一家に○○」というビジネスの終わりを意味する。
そして、新しい家族を生み出す「家族」の単位である世帯が減少する重み。
人口減少よりむしろ深刻な響きを感じる。
とはいえ、同書は、
第1章 成熟化が加速する2015年の日本
第2章 2015年の日本、新しい家族のかたち
第3章 イギリスの経験に学ぶ2015年日本活性化の条件
第4章 「第三の開国」の必要性
第5章 「第三の開国」で脱ガラパゴス化をめざす日本の産業
第6章 「第三の開国」で閉塞突破をはかる地域社会
第7章 「第三の開国」に向けて
という構成。第3章以降は、新しい2015年への提言と期待して読み進めたい。
遠くに思える2015年は、わずか7年後。
中期的視野は、ビジネスに必須。
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